ファミリーキャンプにおいて、テーブルは重要なアイテムの1つです。
機能性の高いテーブルは様々な状況にも柔軟に対応してくれますし、ファミリーキャンプをより快適に過ごすことができます。
たとえば、車に多くの荷物を載せられないというときにも、収納性の高いテーブルならコンパクトに積載・持ち運びができます。
また、高さ調節のできるテーブルなら、昼間は屋外でハイテーブルとして使ったり、夕方はテント内でローテーブルとして使ったりなど用途に応じて使い分けができます。
さらに、テーブルはその見た目でキャンプシーン全体の印象や雰囲気もガラッと変えてくれます。
そのような理由から、テーブルは実用性・機能性・見た目など多方面でキーとなるアイテムだと思います。
いろんなメーカーからたくさんのテーブルが出ていますが、決して安い買い物ではないですし、できるだけ失敗はしたくないですよね(^^;)
このページでは、ファミリーキャンプ目線で見たテーブルを紹介したいと思います。
【P:結論】ファミリーキャンプにおすすめのテーブル10選!
※10個の商品をここに紹介
【R:理由】ファミリーキャンプで失敗しないテーブルを選ぶ3つのポイント
ファミリーキャンプで失敗しないためのテーブルを選ぶポイントは3つあります。
ファミリーキャンプにおいては、子供たちへの対応や予期せぬトラブルは当たり前で、準備や片付けなど計画が予定通りに進むことはなかなかありません…
この3つのポイントを押さえてテーブルを選べば、子供たちにも準備や片づけを手伝ってもらえますし、トラブルが起こっても素早く対応することができるので、パパも少しラクができます。
限られた作業時間の短縮に繋がれば、家族との楽しい時間をより多く確保することが可能になります。
ここから、3つのポイントを解説します。
- 1.掃除のしやすさ
- 2.組み立て・収納のしやすさ
- 3.高さ調節ができる
1.掃除のしやすさ
ファミリーキャンプのテーブルを選ぶ 1 つ目のポイントは、掃除のしやすさです。
特にファミリーキャンプでは子供がジュースやタレなどをこぼしてテーブルを汚してしまいがちです。
そんなときに、ジュースやタレをキッチンペーパーなどで簡単に拭き取ることができる素材だと、掃除がラクですし、何より子供たちにガミガミ怒らなくて済むので、感情的にも穏やかなままで済みます(笑)
お手入れのしやすさは、掃除や片付けの時短になりますし重要な要素です。
2.組み立て・収納のしやすさ
テーブルは組み立て・収納のしやすさもとても大切です。
特にファミリーキャンプだと子供への対応や突発的なトラブルで準備や片付けにしっかり時間がとれません・・・(^^ゞ
例えば、「一緒に遊ぼう!」、「おしっこいきたい!」、「転んで擦りむいて痛い!」などはもう日常茶飯事です(笑)
組み立て・収納しやすいテーブルだと、子供たちにも手伝ってもらう(手伝ってくれないことも多々あり…)こともできますし、一緒に作ったという達成感を味わってもらうこともできます。
手伝ってもらうときは、子供たちのケガに十分注意が必要です。
準備や片付けでパパママがクタクタにならないように、できるだけ簡単に組み立て・収納できるものがおすすめです。
3.高さ調節ができる
ファミリーキャンプでは、高さ調整ができるテーブルがおすすめです。
キャンプスタイルや用途に応じて、「ハイスタイル」、「ロースタイル」の使い分けができるとすごく便利です。
たとえば、昼間の屋外ではテーブルをハイスタイルにして食事を楽しんだり、夕方はロースタイルにしてテントの前室で使用したりと使い分けができます。
このように、ファミリーキャンプでは高さ調整ができるテーブルを選ぶと応用が効きますし、いくつもテーブルを揃える必要がないので費用も抑えることができます。
【E:具体例】ファミリーキャンプ向きのテーブルの選び方
ファミリーキャンプ向きのテーブルを選ぶポイントはここまで説明したとおりです。
ここからは具体的にテーブルを選ぶため、素材・収納方法・高さについてくわしく説明します。
素材で選ぶ
テーブルは様々な素材があります。
ここでいう素材とは基本的にテーブルの天板部分となります。
目的や好みで選ぶ楽しさがありますので、それぞれ特徴を解説します。
- 木製
- 樹脂製・プラスチック製
- アルミ製
- ステンレス製
木製
なんといっても木製は自然に馴染むデザインなので、キャンプシーンをよりおしゃれに演出してくれます。
また、使い込むほどに味が出てくるという木の特性もあり、愛着のわきやすい素材といえます。
ただ、本物の木なのでテーブルによっては重かったり、何かこぼして汚したときはすぐに拭き取る必要があったりなど、それなりのお手入れは必要ですので、ズボラな方には不向きかもしれません(笑)
管理人的には一番好きでおすすめの素材です。
樹脂製・プラスチック製
「軽くて」「丈夫で」「安価」とコスパの高い人工的に合成された素材です。
お手入れも簡単で、油汚れなどもキッチンペーパーでサッと拭けば簡単に汚れが落ちるので使い勝手もいいです。
ただ、人工物であるため自然な風合いなどはどうしても木製には劣ります。
また、軽量のわりに丈夫とはいえ、鍋やスキレットなど熱いものを直に置くことは避けたほうがいいですし、強い衝撃で割れたりすることもあるのでその点は注意が必要です。
アルミ製
アルミのメリットはなんといっても軽くて持ち運びしやすい点です。
ファミリーキャンプは、荷物も多くなる傾向にあるので、できるだけ重量や容量は減らしたいところです。
その点、アルミ製のテーブルは軽量でコンパクトなものが多いので、積み下ろしもラクにできます。
ただ軽さゆえに、子供がテーブルにつまづいたり、強めの風が吹いたりしただけで簡単にひっくり返ることもあるため、注意が必要です。
その対策として、テーブルにはジュースや水の入ったペットボトルなど、少し重めのものを置いておくとある程度防ぐことができます。
ステンレス製
耐熱性が高く、アツアツの鍋などもそのまま直で置けるのが特徴です。
料理を作っているとき、調理直後の熱いものをすぐに置ける場所って意外と少なくて、耐熱マットとかを焦って探すこともキャンプあるあるです。
そんなときサブテーブルとしてステンレス製を1台持っておくとすごく便利です。
また、耐久性も高いので、ダッチオーブンなど重いものを置けるのもうれしい点です。ちょっと中~上級者向けですけど、ダッチオーブンがあると料理のバリエーションも広がります。
便利なステンレス製のテーブルですが、少々お値段が張るのがネックなところです。
組み立て・収納方法で選ぶ
テーブルの組み立て・収納方法は大きく分けて2つのパターンがあります。
基本は好みで選んで良いと思いますが、「保管スペース」のことも頭に入れておきたい要素です。
一般的に、「収納が簡単なものは保管サイズが大きい」、「保管サイズが小さくコンパクトなものは収納が複雑」ということがあります。
買ったはいいものの、「車のトランクに入らない・・・」、「家の倉庫にきちんと収まらない!」といったことは避けたいですよね。
これらのことを見据えて選ぶと、より納得性の高い選択ができると思いますのでそれぞれ解説します。
- フォールディングタイプ
- ロールタイプ
フォールディングタイプ(折りたたみ式)
フォールディングとは英語で”折りたたむ”という意味で、天板部分を半分に折りたたんで収納できるタイプをいいます。
構造がシンプルなので収納も簡単で、設営時間の時短につながります。
子供の食べ物や飲み物などは最優先で準備が必要ですし、先にテーブルだけでもパッと準備できたら、その上に置いておけるので、すぐに組み立てられるのはとても助かります。
脚部分は、天板と連動して収納するタイプと個々に取り外して中に収納するタイプがあります。
天板が2枚の板から構成されているので、テーブル上に物を置いたときの安定性が高いところが良い点です。
テーブルは地面に直接設営するので、ただでさえ安定性が悪いのですが、天板が
脚部分は、天板と連動して収納するタイプと個々に取り外して収納するタイプがあります。
注意点として、収納が簡単な反面、収納サイズが大きくなりやすいところがあります。
車のトランクの容量や家の保管場所なども考慮して、選んでいく必要があります。
ロールタイプ
ロールタイプとは、天板部分を筒状に丸めて収納できるタイプをいいます。
天板の広いテーブルもコンパクトに収納できるので、車のトランクにも積みやすく、かさ張らないのが特徴です。
ファミリーキャンプでは、大量の荷物を車に載せる必要がありますし、それを積み下ろしして運ぶという肉体労働が待っています。
かさ張らないことと、持ち運びがしやすい点は、ファミリーキャンプにおいてもとても重要になってきます。
注意点として、コンパクトな分構造がやや複雑で、フォールディングタイプよりも組み立てに時間を要します。
たくさんの作業がある中、このちょっとした時間や手間が以外と重くのしかかってきます。
とはいえ、組み立てに慣れてくれば自然と早くなるので、それほど大きな問題ではないと思います。
高さで選ぶ
キャンプスタイルは大きく分けて「ハイスタイル」と「ロースタイル」があります。
そのスタイルに応じて、テーブルの高さが変わってきます。
ファミリーキャンプの視点から言っても、どれか1つのスタイルでテーブルを選ぶというよりも、好みや家族構成など用途に応じて選んでいくといいと思います。
高さを調整できるテーブルが1台あると使い分けができてとても便利です。
- ハイスタイル
- ロースタイル
ハイスタイル
背丈の高いテーブルを使ったベーシックなスタイルで、適度な高さでの食事を楽しめます。
一般的なテーブルの高さは、平均70cm程度と言われています。
小さい子供がいるとゆっくりと腰を据えて食事っていうわけにもいかないので、立ったり座ったりの繰り返しです。
その点、このスタイルであれば家のダイニングテーブルと同じイメージなので、比較的楽に動けます。
また、料理をする場合も立ったままの方が作業がはかどるので、高いテーブルが1台あるととても重宝します。
ただ、メインテーブルとして使うときは、子供が小さいうちはイスから転倒したりするので、常にハラハラしながらの食事となります。この場合、少し無駄ではありますが、親と子供のテーブルを別々にして高さを分けるなどの対応をすると多少は安心です。
ロースタイル
地面に近い位置で、背丈の低いテーブルやイスを使ってキャンプを楽しむスタイルです。
テーブルの平均的な高さは、平均35cm程度と言われています。
ロースタイルの良い点は、低いテーブルやイスを使うので地面と距離が近いところです。小さい子供がいても比較的落ち着いて食事ができます。
また、ロースタイルのテーブルにはおしゃれなものが多いので、自分好みのテーブルを探す楽しさもアップします。
ただ、全体的に体勢が低くなるので、立ったり座ったりがしにくいことと、腰が痛くなりがちなので、腰痛持ちの方は姿勢に注意が必要です(管理人も腰痛持ちです・・・)
最近では、「座敷スタイル」といったものも出てきています。
これは、テントの前室などにカーペットやラグを敷いて、床に直接座るというスタイルです。これだと子供がイスから落ちる心配もないので安心で、ゆっくり食事ができます。
私管理人も、子供たちは座敷スタイル、大人はロースタイルでやったりしています。
【P:まとめ】ファミリーキャンプ用おすすめテーブルのまとめ
今回は特にファミリーキャンプ目線でのテーブルをご紹介しました。
カッコよくて魅力的なテーブルがたくさんありますが、それぞれにメリット・デメリットもあると思います。
色んなパターンをご紹介したので、自分に合ったものを選ぶのにも苦労されるかもしれません。なので、テーブルは1つではなく、用途に応じて複数用意するのもアリだと思います。
私管理人もキャンプの時は3台ほど異なるサイズとスタイルのテーブルを持っていっています。
最終的には好みや予算にもよるかと思いますが、自分に合ったテーブル選びの参考に少しでもなれば管理人としても嬉しい限りです!
快適なテーブルでファミリーキャンプを楽しみましょう!